大川 従道(つぐみち)

瀬戸カルバリーチャペル、及び大和カルバリーチャペル主任牧師。
青山学院大学神学部卒。
カルバリー聖書学院院長、アジア教会成長神学院教授、
米国ベテスダ大学院・名誉神学博士号。
2009年プロテスタント宣教150周年記念大会・実行委員長。

 昔あるところに動物王国があり、学校をつくることになりました。カリキュラムが検討されて、走ること、泳ぐこと、登ること、飛ぶことの四教科が必須科目になりました。
 まずアヒルがやって来ました。泳ぎは抜群にうまいので授業免除。飛ぶのはやっとの及第点。走るのは遅いので猛訓練。その結果、水かきのある足をいためて泳ぐこともだめになりました。
 次はリス。走りも登りも一番ですが、飛ぶことの練習をさせすぎてノイローゼ。
 次はウサギ。走りは一発合格。泳ぎの特訓で、全身の筋肉が炎症を起こしてしまいました。
 最後はワシ。飛ぶことは一番ですが泳ぎの補習授業をさせようとすると逃げるので、処置なしの問題児となりました。
 私たちの教会は、「違いの分かる男」というよりは「違いを楽しむ人々の集まり」と言えます。神様が、私たちを、ありのままで受け容れてくださるので、私たちも他者との関係が豊かになります。一緒にゴスペルを歌い、聖書を学んでみませんか。新しいタイプの動物王国にご招待申し上げます。